SEGAの本気、『スペースチャンネル5 パート2』【今更ゲームレビュアーズ #1】
PS2をどこにしまったか忘れて焦り倒していた男、下鴨酪人(@lacto_write)だ。
さて、今更ゲームレビュアーズの第一回は予告通りSEGAから発売された『スペースチャンネル5 パート2』を紹介する。
『スペースチャンネル5 パート2』とは?
『スペースチャンネル5 パート2』は、2002年2月14日に株式会社セガより発売されたリズムゲームである。展開ハードはプレイステーション2とドリームキャストで、後の2011年にプレイステーション3とXBOX 360に移植された。
この作品は『パート2』とある通り、『スペースチャンネル5』(1999年発売。25世紀に突如襲来した、人々を強制的に踊らせる「モロ星人」と放送局「スペースチャンネル5」の新人リポーター、「うらら」の戦いを描いた作品)の続編である。私はこの第一作目は未プレイだがそれでも『パート2』を十分に楽しむことができた。
あらすじ
時は第一作目から2年後、突如人々を強制的に踊らせる謎の集団「踊り団」が現れる。世界征服を目標とする彼らの野望に立ち向かうのは放送局「スペースチャンネル5
」のリポーター、「うらら」。うららは踊りの力で銀河を救えるのか!?
ここがすごいぞ!『スペースチャンネル5 パート2』
遊びやすいゲームシステム
1つ目の魅力はゲームシステムがシンプルだという点だ。使うキーは十字キーと○ボタン、✕ボタンのみ。相手の動作を真似してリズムよくキーを入力するだけだから、大人から子供まで誰でも楽しむことができる。メインステージは6つと少なく感じるが、その分エンディングにたどり着きやすいのも初心者に優しい設計。
あまりにもバカゲー
次に紹介したいのは振り切れたバカゲー加減。うららや踊り団だけでなく道中で助けたNPCたちまで、全員が終始ダンスをしていることに始まり、どんなにシリアスな場面でもダンスが絡むことで笑えるシーンに早変わり。
実はしっかりしたストーリー
前項で「バカゲー」な点を魅力として挙げたが、それに反してストーリー自体は短いながらもしっかり筋が通っていて単調さを感じさせない。敵味方共に魅力に溢れているのも評価点。
『スペースチャンネル5 パート2』最大のユニークポイント
まさかのマイケル・ジャクソン
さて、ここまでこのゲームのあらすじや魅力を紹介してきたが、このゲーム一番のユニークポイントはある大物が出演しているという点だろう。
その大物とは誰なのか...そう、マイケル・ジャクソン*1である。スペースチャンネル5の局長、「スペースマイケル」として第一作目から登場しており、『パート2』においてはメインキャラクターとして登場する。
出演の経緯
発売当時、「セガがマイケルのゲームを作る」という約束がセガとマイケルの間であった。しかし、そのゲームが作られないことに怒ったマイケルの怒りを鎮めるべく『スペースチャンネル5』を紹介したところマイケルが出演を快諾し、マイケルのキャスティングが決まったらしい。
今から楽しむには
1.いっそ買う
家に対応ハードがある人はこちらをおすすめする。ただ、記事の一番上の画像リンクから飛んで頂くとわかるが新品はまぁまぁなお値段がするので中古で探すかリメイク版の購入をおすすめする。
2.動画で見る
自分でプレイすることにこだわらなければYoutubeでプレイ動画や実況動画などを見るのも悪くない選択だ(個人的にはプレイしてほしいけどね)。こちらにおすすめの動画リンクをいくつか貼っておく。
こちらは実況者『ズズ』さんの実況動画。ダンスが得意なズズさんが作中のキャラクターと同じダンスをしながらプレイしている。
こちらはにじさんじに所属しているライバー、『夢追翔』さんの実況配信のアーカイブ。この配信でストーリーを一通りクリアしているのでストーリーが気になる人におすすめ。
次回予告
今更ゲームレビュアーズ、次回は『Terraria』をご紹介。乞うご期待!